
タリーズコーヒーは1992年、アメリカ・シアトルで誕生しました。
シアトルは、世界有数のコーヒー文化を持つ街。人々の日常の中にコーヒーが溶け込み、一杯のコーヒーを囲んで思い思いの時間を過ごす文化が根付いています。
そんな街で生まれたタリーズコーヒーもまた、コーヒーへの情熱を大切にしながら、多くの人に親しまれる味わいを追求してきました。
そして、創業当時からシアトルで愛されていたブレンドの数々は、今も日本の店舗で「本日のコーヒー」として日替わりでご提供しています。そのなかでも、タリーズコーヒーの原点であり、コーヒーへの想いを象徴する存在が「ハウスブレンド」です。

タリーズコーヒーが目指してきたのは、単にコーヒーを提供することではありません。一杯のコーヒーを通じて、お客様の日常に豊かな時間をお届けすること。そして、お店で過ごす時間そのものを心地よい体験にすることです。
香り立つコーヒーを片手に、朝のはじまりに気持ちを整える時間、仕事や勉強に集中する時間、大切な人との会話を楽しむ時間、ほっとひと息つく時間。タリーズは、そんな何気ない日常のひとときに寄り添う存在でありたいと考えてきました。
だからこそ、ただ個性的でインパクトのある味わいではなく、“多くの人に愛される味わい”であり、“毎日飲みたくなるバランスの良さ”であること、それがタリーズが目指す「ハウスブレンド」です。


タリーズが考える“おいしいコーヒーとは何か”を問い続けながら、「ハウスブレンド」は大切に受け継がれてきました。だからこそ、創業当時のレシピをそのまま守り続けることだけが正しいとは考えていません。
コーヒー豆の品質や生産環境、精製技術、そしてコーヒーを取り巻く文化は、時代とともに変化してきました。お客様の嗜好やコーヒーの楽しみ方もまた、少しずつ変わり続けています。もし、お客様が求めるコーヒーのスタンダードの味わいや飲み方が変わったのであれば、その変化と向き合うことも大切です。
一方で、どれだけ時代が変わっても、「ハウスブレンド」が目指すものは変わりません。それは、“多くの人に親しまれ、愛される一杯”であることです。
際立った個性や強い特徴を競うのではなく、酸味が突出しすぎず、苦味が強すぎない。軽すぎず、重すぎない。誰かの好みだけに寄り添うのではなく、多くの人が心地よく楽しめる味わい。目指しているのは、どこかひとつの特徴が際立つコーヒーではなく、それぞれの要素が美しく調和したパーフェクトなバランスです。
そうした考え方は、シアトルでの創業当初にハウスブレンドの開発を担当したR. J. Selfridge氏の言葉にも表れています。そして、今もタリーズのハウスブレンドの原点として受け継がれています。
「誰もが親しみやすいブレンドは非現実的なゴールかもしれないが、大多数のコーヒー愛好家に歓迎される、そんなブレンドにしたかった。また、(価格的にも)高くなり過ぎないブレンドにしたかった。だって、コーヒーは庶民のためにあるものだから。」R. J. Selfridge氏の言葉より。


タリーズコーヒーが大切にしている言葉があります。
「Coffee Is Our Passion」
それは、コーヒーへの情熱を意味するだけではありません。
豆の選定から焙煎、ブレンド設計、そしてお客様へ一杯をお届けするその瞬間まで、真摯に向き合い続ける姿勢そのものを表しています。そして、「ハウスブレンド」もまた、そんな想いとともに歩んできました。
来年、タリーズコーヒーは30周年を迎えます。
これまで支えてくださったお客様への感謝を胸に、これからも「Coffee Is Our Passion」の精神のもと、一杯一杯と真摯に向き合いながら、お客様の日常に寄り添うコーヒーをお届けしていきます。
コーヒー選びに迷ったときは、ぜひ「ハウスブレンド」をお選びください。
その一杯には、シアトルで生まれたタリーズコーヒーの原点と、30年にわたり大切に受け継いできた想いが詰まっています。
