TULLY'S COFFEE

店舗情報
オンラインストア

マイクロロットプロジェクト “完熟の一瞬”を未来へつなぐ旅

一杯に込める想いー「マイクロロットプロジェクト」

タリーズコーヒーが大切にしている想いは、「一杯のコーヒー」に関わるすべての人の毎日が、少しでも良くなることです。コスタリカのドータ農協と共に進める「マイクロロットプロジェクト」は、小規模な農家が手間を惜しまず育てた特別な少量生産のコーヒー(マイクロロット)を、その個性のまま日本へ届ける取り組みです。
標高や土壌、畑の向き、そして生産者それぞれの哲学によって、同じ地域の中でもロットごとにコーヒーの風味は大きく変わります。その「違い」こそがコーヒーの面白さであり、マイクロロットの魅力です。

マイクロロットプロジェクトが目指しているのは、単に「おいしいコーヒーを届ける」ことだけではありません。

・生産者が誇りを持ち続け、長くコーヒーづくりを続けられること。
・良質なコーヒーがこれからも10年、20年と育ち続ける持続可能な生産環境を守ること。
・その価値を、お客様にわかりやすい「見える形」で伝えること。

この3つを、私たちは大切にマイクロロットプロジェクトを継続しています。

タリーズは毎年、取り組みと品質に対して誠実に生産者へフィードバックを行い、共に改善を重ねてきました。苦しい時期も支え合うことで、関係は単なる「取引先」を超え、最高の一杯をともにつくるパートナーへと深まっています。

完熟赤実100% ― PRIME RED(プライムレッド)

コーヒーの実は、真っ赤に色づいた“完熟”の瞬間こそ、甘みと酸味のバランスが最も整います。
タリーズとコスタリカ・ドータ農協は、その完熟の瞬間を「PRIME RED(プライムレッド)」と名付けました。
2008年から続くマイクロロットプロジェクトでは、完熟のタイミングだけを見極め、一粒一粒を手で摘み取るという手間を惜しまず徹底しています。その手間をかけるからこそ実現するのが、完熟赤実100%ならではの豊かな甘みと、果実そのもののようなフレッシュな風味です。

『PRIME RED(プライムレッド)』は、特別な熟度へのこだわりから生まれた、タリーズとドータ農協の約束です。

2025年冬限定 ― “ROUGE(ルージュ)”と“RUBY(ルビー)”

今年のマイクロロットは、完熟赤実の個性をそれぞれ異なる表情で味わえる限定シリーズとして登場します。いずれもPRIME RED(プライムレッド)の完熟赤実のみを使った特別な味わいです。完熟の瞬間を見極め、手摘みで収穫したからこそ引き出せる、鮮やかな果実味と個性が詰まっています。ぜひ飲み比べて、その違いをお楽しみください。

〈商品情報〉
2025/12/3発売
・コスタリカ マイクロロット プロジェクト ルビー(フーリーウォッシュド)※画像:左
さくらんぼのような果実感と深みのある濃厚な甘みが魅力。カラメルを思わせる贅沢な余韻が長く続く、リッチな味わいです。

・コスタリカ マイクロロット プロジェクト ルージュ(ウォッシュド)※画像:右
オレンジを思わせる爽やかな酸味と、軽やかに広がる甘みが特長。ミルクチョコを連想させるなめらかな後味が穏やかに続く、透明感のある一杯です。

未来の一杯のために — “人がつなぐ味わい”

温暖化や異常気象の影響で、良質なコーヒーを安定して作り続けることは年々難しくなっています。だからこそタリーズは、生産者と丁寧に向き合い、小さな成功を積み重ねながら未来のコーヒーづくりを守る道を選びました。
マイクロロットプロジェクトは、生産者 → タリーズ → 店舗のフェロー → お客様、という“大きな輪”でつながる、人と人の物語です。完熟の一瞬を見極める手摘みの作業も、店頭で味わいを伝えるフェローの言葉も、すべては「最高の一杯」へとつながっています。
これからもタリーズは、生産者と共に歩みながら、あなたの日常に寄り添う“特別な一杯”を届け続けます。

最後に — タリーズが産地と歩み続ける理由マイクロロットでお届けするのは、単なる「少量限定」ではありません。生産者の哲学、タリーズの情熱、完熟の甘さが重なって生まれた、唯一無二のコーヒーです。この小さなロットに込められた大きな価値を、一杯のカップから感じていただけたら幸いです。