2008年の初開催から今年で18回目を迎える「グァテマラ カッピングコンテスト」。
タリーズコーヒーは、生産者とともに歩みながら、高品質なコーヒーの追求を続けています。そして今年は、4つの農協が金賞に輝きました。その小さな国土に広がる、個性豊かな風味のちがいをストーリーと共にご堪能ください。
タリーズコーヒーでは、2008年よりカッピングコンテストを通じて小規模農協と協働し、丁寧に育まれた高品質なコーヒーとの“出会い”を追求してきました。コンテストでは、金賞を受賞した農協のコーヒーを商品化することで、生産者のモチベーション向上にもつながっています。さらに、毎年生産地を訪問してコンテストを開催し、タリーズコーヒーに寄せられたコーヒーの味わいに対するお客様の声やフェロー(従業員)からのメッセージを直接お届けすることで、長期的かつ持続的な信頼関係の構築を目指しています。
コーヒー生産を取り巻く環境は、地球温暖化による気候変動や国際相場の高騰など、年々厳しさを増しています。「今年はコンテストにエントリーしてくれる農協がいないかもしれない」―そんな不安もありましたが、さまざまな困難をともに乗り越えながら18年間培ってきた信頼とつながりを礎に今年は23の農協が参加し、素晴らしいコーヒーが集結しました。出品されたコーヒーはすべて目隠し(ブラインド方式)で審査テーブルへ運ばれ、タリーズ担当者を中心に輸出業者の品質管理担当と一杯ずつ、香り、酸味、コク、後味を、約2日間にわたり丁寧に評価します。
こうして選び抜かれた金賞コーヒーは、まさに“努力と情熱の結晶”です。表彰式では、参加農協の代表者一人ひとりに賞状を手渡し、タリーズコーヒーより心からの感謝をお伝えします。その瞬間に浮かぶ生産者の笑顔や誇らしげな表情こそ、来年への大きな励みとなります。
金賞に輝いたコーヒーは商品化され、全国のタリーズコーヒーで発売されます。また、上位入賞10農協には賞金が贈られ、その資金は設備整備や品質向上の取り組みに役立てられています。そこで、今年金賞を受賞した「ラスブリサス農協」を訪ねました。若い生産者たちが中心となって意見を交わし合いながら品質向上に取り組む現場では、産地に足を運ぶことでしか感じられない、未来に向けた強い情熱と挑戦心を実感しました。
そして2025年9月17日(水)より、金賞に輝いた4つの農協から届いたコーヒーを全国のタリーズコーヒーからお届けします。それぞれの農協が位置する標高や気候、土壌のちがいが織りなす風味は、フルーティで華やかなものから、重厚な奥行きのあるものまで、多彩な風味を生み出しています。
“味わいのちがい”に気づくたびに、コーヒーの世界はいっそう豊かに広がります。
ぜひこの機会に4種のコーヒーを飲み比べ、その魅力を存分にお楽しみください。
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