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INTERVIEW 2025 MEMBER

2025年度 Support Our Kids
プログラムレポート

Support Our Kidsのメンバーは、ニュージーランドでの研修に参加しました。
研修に臨むまでの間、福島への訪問やGTFグリーンチャレンジデー2025 in 新宿御苑への参加など、さまざまな経験を重ねてきました。未来へとつながる彼らの取り組みをお届けします。

東北被災地を訪問 2025年10月

ニュージーランドで行われる会議で、被災地の「いま」を自分たちの言葉で伝える為、事前研修の一環として福島県を訪問。現地に足を運び、見て、聞いて、感じたことを胸に刻みました。

GTFグリーンチャレンジデー2025
in 新宿御苑
2025年11月
  • 環境問題を「知る」だけでなく「体験する」GTFグリーンチャレンジデー2025 in 新宿御苑に参加しました。誰でもすぐ始められる“地球にやさしいアクション”を学びながら、SOKはブース出店を通して活動を発信しました。

ニュージーランド訪問 2025年11月

日本ニュージーランド経済人会議への出席をはじめ、被災地の視察や現地文化との出会いなど、学びと刺激に満ちた時間を過ごしました。多様な価値観に触れ、視野を大きく広げる訪問となりました。

仲間の皆さんへ
  • 本プログラムに参加した4名が、震災から今に至るまでの歩みと、ニュージーランドで得た学びを胸に、同じ経験を共有した仲間へ向けてメッセージを贈りました。

01

東北被災地を訪問

2025年10月26日、福島県を訪問しました。

福島訪問では、ニュージーランド渡航を前に、改めて東日本大震災について学び、現在の福島の街を実際に歩きながら、自分たちの目で見て、多くのことを感じ取る時間を過ごしました。訪問を通じて、参加した学生たちは自然とお互いの被災経験を共有し合い、震災を「自分自身の体験」だけでなく、さまざまな立場や視点から捉えることの大切さを学びました。

「一般社団法人ふたばプロジェクト」の方からお話を伺い、双葉町の歩みと現在の状況への理解を深めたうえで、応援の気持ちをメッセージとして書き残しました。また、訪問者の出身国を示すシールを貼るボードを通して、ニュージーランドからも多くの人が双葉町を訪れていることを知り、国境を越えて関心が寄せられていることを実感しました。

この福島での学びと気づきは、ニュージーランドでの訪問や日本ニュージーランド経済人会議において、被災地の「いま」を自分たちの言葉で伝えるための大切な土台となりました。

記憶のそばに立つということ
梶原 光さん

私たちは震災遺構である「請戸小学校」を訪れました。海から約300メートルの場所に建つ校舎は、津波で一階部分が破壊され、当時の被害の大きさを今も伝えています。町の復興が進む中で、津波の恐ろしさと防災の大切さを強く感じると同時に、ここが地元の人にとって故郷を思い出す大切な場所であることにも気づかされました。

これまで被災地と関わり続けたいと思い行動してきましたが、無力さを感じることもあります。それでも「人が来てくれるだけで安心する」という言葉に背中を押され、これからも学び続けながら、被災地との関わり方を考えていきたいです。

福島を自分の足で確かめる
須田 日菜子さん

福島県は浜通り・中通り・会津の三地域に分かれていますが、今回浜通りを訪れ、同じ福島県内であっても地域の状況や受け止め方に大きな差があることを実感しました。中通り出身の私にとって、浜通りの現状は「知っているつもり」で実際には十分に理解できていなかったものでした。

南北の移動はしやすい一方、東西のつながりが弱いことも、県内に距離感を生んでいる要因だと考えます。被災者としての意識は等身大で、そして地域を越えて状況や思いを共有することの重要性を、今回の研修を通じて学びました。改めて、大学生のうちに再度福島を回ってみたい気持ちが強くなりました。

震災を“知っている最後の世代”として
大野 香菜さん

来年で東日本大震災から15年を迎えます。復興が進んでいる一方で、課題が残されている現状にも目を向ける必要があります。

今回の研修に参加した私たちは、震災の記憶を持つ最後の世代です。将来は教壇に立つ立場になりたいと思っているので、特定の視点に偏ることなく、さまざまな立ち位置を想定し考え、日常や授業の中で震災や防災について伝えていきたいと考えています。

関われなくても、伝え続けるという選択
小濃 竜馬さん

福島県中通り出身の私は、今回初めて浜通りの双葉町を訪れ、原発事故の影響が今も続いている現実を目の当たりにしました。知識として理解していたつもりでしたが、同じ福島県でありながら、これまで自分事として捉えられていなかったことに気づかされました。自分の暮らす地域では復興が進んでいると感じていた一方で、そうではない場所が確かに存在していることを実感しました。

将来、直接復興に関わる機会が限られるとしても、防災の重要性や被災地の現状、当事者の思いを自分の言葉で伝え続けていきたいと考えています。

02

GTFグリーンチャレンジデー2025 in 新宿御苑

能登の地震で被害に遭われた方へ「自分たちにできることは何か」を考えたSupport Our Kidsのメンバーが、イベントに参加されたお客様と一緒に、被災地へエールを届ける寄せ書きを企画・制作しました。会場ではメンバー自らが来場者に声をかけ、想いを受け取りながら、やさしい想いに満ちた寄せ書きが完成しました。

さらに、環境や防災に対する意識についてのアンケートも主体的に実施し、集まった声は日本ニュージーランド経済人会議でのプレゼンテーション資料として活用しました。

03

ニュージーランド訪問

ニュージーランドでの研修や出来事を、4名のレポートでお届けします。
・クライストチャーチ訪問(被災地)
・日本ニュージーランド経済人会議への出席
・現地企業訪問(Salsu Aviationや三菱UFJ銀行)
・マオリ文化やNZユースとの交流

遠い被災地で知った、繋がりの力
梶原 光さん

クライストチャーチ訪問(被災地)

今回訪れたクライストチャーチは、新しい建物が多く、整った落ち着きのある街でした。中でも印象に残ったのが、日本人建築家・坂茂さんが設計した「紙のカテドラル」です。教科書で何度も目にしていた建物を、実際に自分の目で見ることができ、嬉しさと同時に強い印象を受けました。

建設当初は耐久性を疑う声もあったそうですが、現在では教会としてだけでなく、コンサートなど地域の人々が集う場として利用されています。その様子から、建物が街に受け入れられ、大切にされてきたことが伝わってきました。今回の訪問を通じて、災害の経験から生まれた思いや行動が、国を越えて人の支えになることを実感しました。私も、困難から得た学びを今後に生かしていきたいと感じています。

準備の先にあった、楽しむという感覚
須田 日菜子さん

日本ニュージーランド経済人会議への出席

セッション1~6は大学の講義に近い形式で、最初は対面で行う意味がどこにあるのかを考えながら参加していました。しかし、レセプションや晩餐会を通して人と人とのつながりが自然に生まれていく様子を見て、ビジネスの場ではこうした直接的な関係が大切なのだと感じました。

人口の少ないニュージーランドでは、人とのつながりが特に重視されており、この気づきはこの国だからこそ得られたものだと思います。また、日本では出会えない人たちと関係を築けたことも、印象に残る経験でした。セッション7では、私たちSOKのメンバーは日本の次世代の一員として登壇しました。準備を重ねたことで、当日はその場の会話を楽しみながら参加することができました。今回の経験を通じて、その場に生まれるものを大切にする気持ちを持ち続けたいと感じました。

伝える側になって、初めて感じた手応え
大野 香菜さん

現地企業訪問(Salsu Aviationや三菱UFJ銀行)

Salus Aviationでは、ヘリコプターの部品製造や組み立て、整備の現場を見学しました。日本企業の部品が実際に機体の重要な部分に使われていることを知り、日本の技術が海外の現場でも信頼されていることを誇らしく感じました。また、暗い部屋でブルーライトを当てながら、わずかな傷も見逃さないように点検する様子から、一つ一つの作業が安全につながっているという技術者の強い責任を感じました。

その後、三菱UFJ銀行オークランド支店で震災に関するプレゼンテーションを行いました。緊張はありましたが、あたたかい雰囲気の中で、自分たちの経験を自分の言葉で伝えることができました。社員の方からいただいた言葉に励まされ、自分の役割を果たせたという実感とともに、忘れられない経験となりました。

文化と文化の間に、立ちたいと思った
小濃 竜馬さん

マオリ文化やNZユースとの交流

今回のプログラムでは、マオリ文化への理解とNZユースとの交流を通じて、多くの学びを得ました。テ・プイアでは、間欠泉や伝統文化に触れながら、マオリ文化を学ぶガイドツアーに参加しました。特に、入場料がマオリ文化スクールの奨学金として活用されていると知り、観光収入がマオリ文化スクールの奨学金として活用され、文化を次世代へ継承する仕組みになっている点に好印象を持ちました。

午後はNZユースの方々と交流し、さまざまな分野で挑戦を続ける同世代の姿に刺激を受けました。また、日本語と英語を使い分けながら意見を交わす様子を見て、国際的な場で自分の考えを伝える力の必要性を実感しました。今回の経験を通じて、将来は異なる文化や価値観をつなぐ立場として関わっていきたいと考えるようになりました。

04

仲間の皆さんへ

プログラムへ共に参加した仲間へ、感謝のメッセージを贈ります。

  • 梶原 光さん 考え方も行動力も本当にかっこよくて、必死でみんなの背中を追いかけていました。みんなでゆる~く集まって、ゲームしたい!
  • 須田 日菜子さん 体調だけでなくメンタルも気遣いながら、思っていることも感じたことも素直に話しあえた充実した研修期間だったと思います。
  • 大野 香菜さん 一緒に全力で駆け抜けた8日間、あっという間だった。この先も個性を磨いて、面白い4人でいられたらいいと思います。お互いに頑張ろう!
  • 小濃 竜馬さん 個性豊かなみんなと一緒に活動できて楽しかったです。またどこかでお会いしましょう。

PHOTO GALLERY

2025年度SOKメンバーの活動の様子