コーヒー用語集
◆コーヒー用語集
コーヒーを淹れる過程や味わう時に出てくるさまざまな単語やフレーズについて、何となく分かるけど、本当の意味や使い分け方が難しいと言う言葉も多いはず。
ここではそんなコーヒーにまつわるキーワードを改めて紹介します。
【ドリップ】
コーヒー粉をろ紙やネルに入れて、上からお湯を注ぎコーヒー液を抽出する一連の流れを指します。
【ロースティング】
ロースティング=ロースト(焙煎)の意味で、生の豆を加熱することで組織を膨張させ、化学変化にともなう香味成分を引き出す作業を言います。 焼き加減によって、浅煎り、中煎り、深煎りなどと表現されます。
【メッシュ】
コーヒーの豆を挽いた時の「粒の大きさ=粒度」を言います。抽出方法により合うメッシュ(粒度)があり、一般的には細挽き~中挽き~粗挽きで表現されます。
【カッピング】
コーヒーの品質や特徴を確認するために用いられる方法です。
粗挽きコーヒー粉をカップの中で抽出し、その液体をスプーンですくって、香りと味を確かめます。
●テイスティング・ワード
【アロマ】
コーヒーの液体の香りのことを言い、甘い、フルーティーな、スモーキーな、芳醇な、などと表現されます。 オレンジやチェリー、アーモンドやピーナッツなど、フルーツやナッツのほか、花や草木など、味や風味をさまざまなものに例えて表現します。
【ボディ】
液体の密度のことを指し、食感や質感とも言えます。日本では「コク」とも言われ、コーヒーに重量感、まったりとした舌触り、滑らかさや深さなどの印象を与えます。
【酸味(アシディティ)】
舌の側面で感じる「ピリッ」「キリッ」とした刺激のこと。コーヒーに爽やかさやすっきり感、フルーティな印象を与えます。
【フレーバー】
コーヒーを口に含んだ時に感じる、香りや味わいの全体的な印象のことを言います。
【後味】
コーヒーを飲んだあとに、ほのかに残る余韻。甘い、すっきり、余韻が続くなど、コーヒーの特徴として表現されます。