TULLY'S COFFEE

フード/スイーツとのペアリング

◆フード/スイーツとのペアリング

「フードペアリング」とは、それぞれのコーヒー豆が持つ特徴や焙煎方法をもとにそのコーヒーと相性の良い食べ物を選ぶことを言います。
基本的なセオリーを踏まえ、普段からよく飲むコーヒーと合うフードを探したり、よく食べるサンドイッチやデニッシュ、お気に入りのスイーツやお菓子から、 それにマッチするコーヒーを探すことで、今までになかった発見や新たなお気に入りに出会えるかも知れません。

まず大事なのは「コーヒーのイメージに近いものを選ぶ」ということ。


コーヒーは豆の産地や焙煎方法により、酸味がありボディが控えめなものや、酸味が控えめでボディがしっかりとした重量感のあるものなど、多種多様にテイストが異なります。
例えば、シンプルなパンやお菓子には、浅煎りですっきりと飲みやすいコーヒー。 またクリームなどをたっぷりと使った甘みの強いスイーツには、深煎りで重量感のあるコーヒーを合わせるなど、 コーヒーとフードの相性を考慮しながら組み合わせることで、どちらもより一層味わい深く楽しむことが出来ます。

産地で見る豆×フードの組み合わせ例。

「コーヒーベルト」と呼ばれる、赤道を中心に北回帰線と南回帰線に挟まれた地域を3エリアに区切って考えてみましょう。 地域の気候など、環境によって変わる味わいにマッチするフードとは?

●中南米系
主にコロンビア、グァテマラ、コスタリカ、エクアドル、ジャマイカ、ブラジルを中心に収穫される豆は、はっきりとした酸味で飲みやすい印象があります。
相性の良いフードはビスケット、クッキー、クロワッサンにトースト、サンドイッチ、バナナ、ナッツ類、こしあんのおまんじゅう、 塩せんべいなど、プレーンな味付けのものがおすすめです。

●インドネシア系
スマトラ(マンデリン)、スラウェシ、ジャワで収穫される豆は、深いボディによるまったりとした重量感が特徴的。
フードならクリームやバターがたっぷりと使われたケーキ、チョコレート、甘みの強いドーナッツ、黒糖かりんとうなど、食べ応えのある甘さとマッチしそう。

●アフリカ系
ケニア、タンザニア、エチオピア、イエメンで主に収穫される豆は、華やかで豊かな香りとフルーティな酸味を持ち個性のある味わいに。
フードでも苺ショートケーキ、フルーツタルト、アップルパイ、ドライフルーツの焼き菓子など、果実の存在感を引き立たせたものが、食べ合わせが合いそうです。

焙煎(ロースティング)×フードの組み合わせ例。

焙煎とは、生豆を加熱することで組織を膨張させ、化学変化に伴う香味成分を引き出す作業を言います。 その焙煎加減によって、「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3つのレベルに分けられます。 豆の産地によりけりですが、基本的にそれぞれのレベルに合わせたフードの組み合わせ例が以下になります。

○浅煎り
ライトロースト、シナモンローストなどと言われ、酸味が強く抑えめな苦みで、すっきりとした後味が特徴的。 朝すっきりと目覚めたいときや朝食に合わせてコーヒーを飲みたい時におすすめです。
中南米系で選ばれたフードと相性が良くクッキー、クロワッサン、トースト、サンドイッチ、こしあんのおまんじゅうなどが好相性。

○中煎り
ミディアムロースト、ハイローストと言われ、存在感のある酸味に対して際立った苦みとボディが増すことで、豆本来の香りが際立ち華やかでフルーティな印象に。 一日のうちで気分転換や、リラックスしたい時に最適です。
アフリカ系で選ばれた苺ショートケーキ、フルーツタルト、ドライフルーツの焼き菓子などはいかがでしょうか。

○深煎り
フルシティロースト、フレンチローストなどに代表される深煎りは、とにかくボディが強く苦みと深いコク、しっかりとした飲み応えで、 目を覚ましたいときや、午後のコーヒーブレイクに持ってこい。
フードならインドネシア系で選ばれているクリームやバターがたっぷりと使われたケーキ、チョコレート、甘みの強いドーナッツ、黒糖かりんとうなどとも相性が良さそうです。

上記はあくまで一例ですが、感じ方には個人差があるので、産地、焙煎を目安としながら、自分の気分やシーンに合うコーヒーとフードのコンビネーションを探してみてください。